タメ息を袋に集める

とある門のオハナシ

その門をくぐるべきか、
躊躇っていた。
何気ない日常の光景の中に、
門だけがドカリと佇む。
その向こうに広がる世界は、
何もかも見渡せるのだけれど、
何もかも日常の光景なのだけれど、
きっと、一歩門を越えても何も
変わらないのだけれど、

その門をくぐるべきか、
躊躇っていた。
今まで積み上げたものを、
全部失うかもしれないような、
過ちだと世界に非難されそうな、
そして夜も眠れぬ、
苦しみの後悔の縁に落ちてしまいそうな、
そんな予感と不安が、
門を避けて通ることを考えさせる。

その門をくぐるべきか、
躊躇っていた。
毎日、
日常の街角で、
僕はちゃんと、
門をくぐって来たのだろうか?
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by maekawaz | 2004-04-07 19:20 | 詩集
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