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タメ息を袋に集める

僕の永遠

行きたい場所を見つけて、
けれど道順が分からなくて、
彷徨うように歩いて、
やがて見失って、
若かったなんて笑うために、
歩いたんじゃないから、
僕は何度でもスタートに戻ろう。
詩人は最後まで
スタートを目指すしかないって、
誰かが言ったけれど、
僕はやはり、
そこから目指すのだと思う。

目指す事と、
辿り着く事は、
違うようで同じで、
同じようで違う。

僕の永遠は限られていても、
世界の永遠はもっとながいから、
ゆっくりと、
近づく。
うたをうたいながら。
by maekawaz | 2005-02-11 22:41 | 詩集
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詩とか

by maekawaz