タメ息を袋に集める

巨大植物に関して説得する

だからな、
オマエのその隣で、
ウネウネと伸びているそれはな、
どうなんだ?

オマエはそう言うが、
皆は気持ち悪がっているんだ。
ああ、確かに生きている。
軋むような音をたてて伸びている。

だけどな、
オマエはそのデカイのを、
ウネウネと伸びているそれを、
どうするんだ?

オマエはそう言うが、
皆は不安がっているんだ。
ああ、確かに美しい。
空気も浄化されていく。

だけどな、
オマエはそのデカイのが、
これ以上でかくなっていくとしたら、
どうするんだ?

オマエはそう言うが、
皆は自信がないんだ。
ああ、確かに共存できるかもしれない。
いや、共存すべきなのかもしれない。

だけどな、
オマエはそのデカイのの、
名前すら知らないって事実を、
どうするんだ?

オマエはそう言うが、
皆は受け入れられないんだ。
ああ、確かに名付ければいいのかもしれない。
そうやって愛情を注ぐべきだろう。

だけどな、
オマエがそのデカイのの、
世話が出来なくなったら
そうするんだ?

オマエはそう言うが、
皆はオマエの代わりは出来ないんだ。
ああ、確かに今はオマエがいる。
オマエが永遠にいるのならいいだろう。

だけどな、
オマエがそのデカイのと、
永遠には一緒に居られないって事実、
どうするんだ?

悪いことは言わない。

切り倒してしまえ。
このまま放置はできない。
皆にとって有益なものかもしれないが、
皆にとって害になるかもしれない。
分からない以上は、
切り倒してしまえ。
なにも、オマエに死ねと言ってる訳じゃないんだ。

と、
言われたんだな。

大丈夫だ。
俺ん家に来い。
それぐらいの植物、
ウジャウジャ生えてるからヨ。
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by maekawaz | 2004-04-18 18:05 | 詩集
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