タメ息を袋に集める

過保護な猫

初めて家を出て、
人間に出会って、
プライドを持つ。
不安を誤魔化す。

プライド持て余し、
自己嫌悪の日々に、
「誇り」って言葉、
見つけ便利に使う。

現実の風の中を歩くと、
言葉は言い訳になって、
僕を何一つ救わなくて、
飾りじゃないと気付く。

自分を強く見せるために、
言葉を間違って磨く日々、
舌戦では誰にも負けない、
武装は泥沼の戦争を助長。

戦争に飽き飽きして平和をうたう。
現実が人を殺し続ける世界だから、
自分に価値を見出し優越感に浸る。
そこでもまだ、自分しか見えない。

人を愛することを覚えた気になって、
誰かに己の言葉を捧げるようになる。
少しマシなうたを書く様になったか、
その愛は自分への愛でしかなかった。

言葉が可哀想になって、
無意味な羅列を恥じて、
僕は沈黙をうたにする。
これは卑怯者のうただ。

視点を変えることで、
言葉に新しいいのち。
傲慢にもほどがある。
命を得ているのは僕。

世界とアナタ、
を見つめるようにする。
カタチにとらわれず、
どこまでも、
世界とアナタを見つめたい。
一歩家を出たあの日から、
あるのは、
世界とアナタ、
ただそれだけなのだから。
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by maekawaz | 2004-04-24 12:26 | 詩集
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