タメ息を袋に集める

マゴノテ賛歌

痒いところに手が届く。
その気遣いと心配りが、
まるで心を読むように、
僕の背中に突き刺さる。

魔法使いが持ちそうな、
てごろな長さとその形、
暇のツレヅレ振り回し、
こころ弾ます魅惑の棒。

親でも子でもない名前。
可愛く無造作その名前。
効き目なくてもご愛敬。
マゴが掻きますお爺様。

痒くなくてもその背中、
試しに少し掻いてみる。
すると必ずあら不思議、
痒くなるから素敵かも。

ひとり寂しい旅に出る。
背中に君が差し出した、
そのマゴノテを思う時、
今も恋しい君の優しさ。
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by maekawaz | 2004-05-08 14:20 | 詩集
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