タメ息を袋に集める

忘れ物

時が流れる。
けれど僕は忘れない。

彼女は忘れっぽい。
その日も泣きながら
部屋を飛び出して行った。

時が流れる。
けれど僕は忘れない。

そして、忘れ物。
片方の靴。

いつか僕のことも
忘れてしまうんじゃないだろうか、

時が流れる。
けれど僕は忘れない。

そして靴を片方だけ履いた
彼女が帰ってくる。
そして僕を抱きしめる。

彼女は忘れっぽい。
さっきの涙のワケも
もう忘れている。
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by maekawaz | 2004-05-10 18:52 | 詩集
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