タメ息を袋に集める

お砂糖は2つ

甘党の上司と喫茶店。
俺は愛について考える。

上司は俺の珈琲に砂糖を入れる。
愛とは、フルスイングかもしれない。

上司は砂糖を3つ入れてから、
「足りる?」と聞く。
愛の力で抱きしめられると骨が折れることがある。

彼は俺が甘党だと信じ込んでいる。
愛ゆえに人を殺すなんて間違っている。

「ええ、充分です。」と俺は応えた。
愛の名を語るものを俺はつい許してしまう。

そして上司は自分の珈琲に砂糖を4つ入れた。
愛は限界を超える。迷惑なぐらい。

それでも砂糖は、上司の魔法のスプーンで、
溶けていく。

愛は、謎に満ちている。
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by maekawaz | 2004-05-19 13:32 | 詩集
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