タメ息を袋に集める

口車、海で黄昏れる

俺たちは本気なんだ。
誰かが手の届かない言葉を幻だと言った。
俺たちは必死で手を伸ばした。
方法が分からないんだ。
勿論、祈っている。
けれど祈りは、
ただ跪くだけでは叶わない。
だから俺たちは闇雲に、
走るための言葉を叫ぶ。
誰かが口車と呼んだ、
人を乗せて運ぶ、
祈りの言葉は、
行き先を信じる事でしか、
素敵にはならない。
俺たちは押し寄せる波に向かって石を投げ、
言葉が辛口の潮風に錆びないうちに、
再び走り出す。
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by maekawaz | 2004-05-21 23:18 | 詩集
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