タメ息を袋に集める

イライラ虫

何故そのような生き物と
関わり合いを持つことになったのだろう。
生きとし生けるものを闇雲に嫌う理由などないが、
俺はイライラ虫が苦手だと言うことも含めて、
それでも愛そうと努めている。
彼らは無力で儚い生き物だ。
それでいて馬鹿に出来ない。
ひとたび関わり合いを持つと、
俺の心を食い尽くしてしまおうとする。
これから出会うはずのうたまでも、
奪い去っていく。
イライラ虫が大量発生したら、
やはり発生源を見つけることだ。
そしてまことに気の毒ではあるが、
その儚い運命に従ってもらうしかない。
その代わり、食い尽くされた俺も、
イライラ虫に付き合って死ぬことにしよう。
儚く死ぬ者は逞しく再生する。
それは進化の可能性を多く持つことでもある。
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by maekawaz | 2004-05-23 17:49 | 詩集
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