タメ息を袋に集める

影を盗もうとした男

なにひとつ欲しいものが手に入らない男。
ならばせめてと、
影に手を伸ばした。
強い光には深い影が伸びて、
光と等価の存在に見える。
男は影に話しかけ、
俺と一緒に行こうと言えば、
影は笑ってこう応えるだろう。

光を奪わない限り、
影だって手に入らない。
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by maekawaz | 2004-05-28 23:09 | 詩集
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