タメ息を袋に集める

遠くへ行ってしまったなんて

遠くへ行ってしまったなんて、
思ってるんじゃないのか?

僕たちは夢の中で生きて、
現実って名前をつけた何かを、
ひどく怖れていた。
そして子供が大人になるように、
得るために失うように、
生きて暮らしたからって、

遠くへ行ってしまったなんて、
思ってるんじゃないのか?

僕たちはいつも隣り合わせの
ウラハラの、
こっち側にいて、
ダメになることを怖れていた。
あの頃が今よりも輝いているなんて、
そんな気持ちの中で、

遠くへ行ってしまったなんて、
思ってるんじゃないのか?

僕たちはいつでも隣り合わせに、
どちらにでも転がれる位置で、
自由に往き来できる場所で、
今でもイメージを探っている。
本当に光を掴むのは、
明日かもしれないのに、

遠くへ行ってしまったなんて、
思ってるんじゃないのか?

あと少しでも、
時間があるのなら、
あの頃、
辿り着いた訳じゃないんだから、
歩けばいいと思う。
同じ方向へ。
[PR]
by maekawaz | 2007-02-13 22:28 | 詩集
<< 星の光を見ながら アイツの体温について >>


カテゴリ
近況報告
詩集
リクエスト
詩集もくじ001〜100
詩集もくじ101〜200
詩集もくじ201〜300
詩集もくじ301〜400
詩集もくじ401〜
プロフィール
メール
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧