タメ息を袋に集める

吸い込んだ空気を

吸い込んだ空気を、
何色に変えようか、
また誰かが遠くへ行った日に、
清らかな花の香りを
吐き出せるように、
淋しさをうたう。

吸い込んだ空気を、
どれだけ暖めようか、
崩れかけたあの日のアナタが、
吐き出したタメ息を
僕は取り込んで、
ささやかな祈りをうたう。

吸い込んだ空気を、
どんな風に変えようか、
どこまでも広がる空に向かって、
アナタの零した小さな幸福の吐息を、
僕は思い出して今も、
うたをうたう。

うたをうたえば、
届かないアナタに届くようで、
もういないアナタに、
逢えるようで。
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by maekawaz | 2008-06-08 22:26 | 詩集
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