タメ息を袋に集める

暑さを凌ぐ為の自己暗示

アナタが心臓の裏側に隠している
小さな粒は、
街行く誰もが気付く事が無い。
太陽の光が世界を真っ白にした日にも、
アナタの秘密は
凛とした静寂の涼やかさを
保ち続けていた。
全身で受け止めた太陽の熱が、
やがて心臓を焼き尽くしても、
アナタの秘密は、
ガラスの輝きを持つ透明の温度で、
凍り続けている。
あまりに小さいその粒は
アナタ自身ですら見る事はないけれど、
時々目を閉じて、
アナタは感じている。
それは全く別の季節のような、
青い空のような粒だ。
いま、
氷の彫刻だったアナタが、
数時間で溶けてなくなろうとしても、
最後に残るアナタの秘密は、
どこまでも涼やかに
アナタを再生する。
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by maekawaz | 2008-07-25 01:03 | 詩集
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