タメ息を袋に集める

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伝えたい

アナタに伝えたいことは、
全部伝えたい。
それでも人生最後の日に、
言い残す言葉があるから、
永久の別れがあるからこそ、
僕はアナタに伝えよう。
僕が生きたことと、
アナタと出会えたことへの、
その喜びだけでも。
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by maekawaz | 2004-05-31 21:42 | 詩集

蒸発らぷそでぃ

どこにいるの?
自由なオジサン。
丸い背筋に、
ボロボロの翼。
ソフトクリームが、
溶けて零れた、
あの蜃気楼のアスファルトを、
ヒタヒタ、ヒタヒタ、
最後の言葉は、
アツイナァ、
僕に何も話しかけず、
僕に何も主張せず、
この先の、
行く道に目を細めてた。

どこにいるの?
自由なオジサン。
丸めた文庫に、
吸いかけのタバコ。
急な夕立が、
隠して消えた、
あの知らぬ町の青い空を、
ヒタヒタ、ヒタヒタ、
最後の笑顔は、
アツイナァ、
僕に何も問いかけず、
僕に何も求めずに、
この先の、
行く時に手を差し伸べた。

自分勝手な冒険の道を、
歩いて振り返らない。
そんなアナタはきっと僕の、
欠片だったんだろう。
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by maekawaz | 2004-05-31 20:25 | 詩集

命の水

自在に姿を変え、
儚くも不滅で、
怒りと慈しみを持ち、
自浄できるが汚れやすい。
染み込んだり溶け込んだり、
うたも歌い、絵も描く。
流れるが岩をも穿つ。
他の生命を知り、
支配し従属する。

命の水をひと掬い、
世界へ注げば、
水は消えるのではなく、
広がるのだ。
祈りと同じように。
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by maekawaz | 2004-05-31 14:36 | 詩集

手のひらは舟だ

手のひらは舟だ。
アナタを乗せて世界を旅する。
舟の大きさは退屈を遠ざけるし、
舟の暖かさは憂鬱を遠ざけるし、
舟の強さは嵐を遠ざける。
我々は船団になって、
大海原を行く。
手のひらを見つめて、
勇気を奮い起こしてください。
アナタの手のひらは舟だ。
舟だから。
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by maekawaz | 2004-05-31 14:16 | 詩集

キセキテキ

本当、キセキテキだよな、
オマエに出会ったこと。
じゃあ、もうひとつふたつ、
キセキを起こしてみるか。
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by maekawaz | 2004-05-30 01:13 | 詩集

減るもんじゃない

喜びぐらい分けてやる。
減るもんじゃないから。
だからそっちの、
喜びだって分けてくれよ、
ないなら哀しみだっていいぞ、
減るもんじゃないんだろ。
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by maekawaz | 2004-05-29 20:50 | 詩集

昼寝の代償

俺はライオンだ。
孤独な王者。
ひとり草原で眠る。
週末の昼下がり、
人間のまま眠れば、
怠惰な生活の
代償が待っているから、
俺はライオンになる。
油断ならない獅子の眠りを、
昼間から夢見ている。
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by maekawaz | 2004-05-29 18:19 | 詩集

キリギリスの失敗

アリがキリギリスの歌に感動して、
キリギリスの仕事を認めれば、
キリギリスの冬はもっと幸福だった。
キリギリスの失敗は、
自分の歌の価値を自分で貶めたことだ。
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by maekawaz | 2004-05-29 14:40 | 詩集

白い動物に乗って

白い動物に乗って、
眠るアナタの夢の中へ、

白馬の気取りと、
シロサイのパワー、
シロヘビの信念と、
ホワイトタイガーの威厳、
白い鳩の希望と、
白鳥の清らかさ、
白い鶴の義理堅さと、
白いウサギの遊び心を持って、

白い動物に乗って、
眠るアナタの夢の中へ、

そしてシロクマの静かな足音で、
極限の祈りを、
白い息と共に吐こう。

白い動物に乗って、
眠るアナタの夢の中へ、
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by maekawaz | 2004-05-29 12:04 | 詩集

未来

終末などない。
変化があるだけ。
我々のくだらないモノサシで、
つまらない絶望を感じても、
そんなものはマボロシだ。
終末なんてないんだ。
変化があるだけだ。
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by maekawaz | 2004-05-29 03:19 | 詩集


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