タメ息を袋に集める

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無防備に

俺だって、
犬も猿もキジもいないまま、
ひとりで無防備に彷徨っている。
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by maekawaz | 2004-11-30 22:14 | 詩集

分裂できる俺様としては

半分に切り裂いても、
二人になって生きている俺様としては、
俺様とアンタの命が無関係とは
思えないのだ。
命の数に説明がつかないように、
俺様とアンタの隔たりだって、
説明はつかないと思っている。
で、
分裂できる俺様としては、
合体もできる気がしてならないんだ。
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by maekawaz | 2004-11-29 19:26 | 詩集

やっと300越えた〜

マイペースな性格なので、
それでも続いてるのは、
読みに来てくれる皆様のオカゲです。
詩は僕の日常です。
まあ、一月ぐらい更新されなかったら、
死んだんだな〜とでも思ってください。
生きてる証として、
僕はここにいます。
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by maekawaz | 2004-11-29 17:09 | 近況報告

詩集もくじ301〜400

利用価値のない猫

君に出逢ったら
世界には
オオサンショウウオ
カツオブシ
マクラ
ファスナー
僕が少しだけ
自由研究
封印
あるまじき
ヨコナガ

たいせつにしんさい
電柱

テンション上げていこう
センセイ
カラスは白い
当社比2倍
静寂のフリをした足音
オトトイ来ヤガレ
桜を待つように
カレーパン
ランドセル
秘密の猫の踊り
味方は一人でイイ
涙もろい男
オレ実委
ぷるん
僕の台詞
人により程度が異なりますが
コロシモンク
時間よ止まれ
祈りの言葉
ここが最後尾です
はつはるのうた
頑張ったご褒美に
半個体半液体
また世界が
猫引き取り日
花束
べつばら
招待状
言わない約束
旅人との約束
まだ結論は出ていない
長生きの途中で
誰も信じないけれど
世界がぼんやりと
犬に噛まれる
なんなく
もうすぐ


生きてるなぁ
ネグセ
タダイマとオカエリ
空っぽの箱
幸福であることを
あるビニール傘の様に
いっぽうそのころ
そわそわ
春待てば
偶然を装って
思いもつかない方法で
選ばれた人間へ
僕の永遠
涸れ井戸に落ちた日
北の果ては
大好きな人の為に
語らぬ犬
はねかえす
突破口
あさ
3分あれば
借りてきた猫を返す
フライング
道しるべに
夢売る男
特別な日
猫を交代しよう
自動販売機
フリダシに戻る
食堂の犬
なんだ
正義を為せ
とある南部の町で目撃された男
立ち尽くす
いらっしゃいませ
冬眠しなかった動物
冷凍倉庫にて
犠牲
砂でできた俺
太陽の理由
世界の果て
無防備に
分裂できる俺様としては
命令形で
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by maekawaz | 2004-11-29 16:56 | 詩集もくじ301〜400

命令形で

ゆけ、
後悔するな、
振り返るな、
あとは任せろ、
どこまでもゆけ、

そして、
たまには休め、
イヤになったら、
帰ってこい。

そして、
その気になったら
またゆけばいい。

俺は何もしない。
ただ、
幸せになれ。
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by maekawaz | 2004-11-29 16:02 | 詩集

虹ハンターの憂鬱

もう何日目だろか、
男は昼も夜も、
あてどなく彷徨っていた。

男にとって虹は、
すべてのはじまりで、
永遠の憧れで、
最後の希望だった。

けれど求めても求めても、
虹はその影すら見せない。
そんな毎日が、
どれほど続いただろうか、

男は疲れ果て、
季節を渡り歩き、
孤独を深め、
そして今、

見知らぬ田舎町で、
雨にうたれていた。
もう諦めようかと、
ぼんやり考えたあと、

自分の頬と足を
平手で叩き、
大きく息を吐いた。

まだ歩けるんだから、
歩こう。
これまでの俺の足跡に
報いるためにも。

そう考えたあと、
雨は、
ゆっくりとあがる。
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by maekawaz | 2004-11-29 11:31 | 詩集

自転車

決心しないまま、自転車こぎ始めていた。
緩やかな上り坂。
青空の下。コスモスコスモス。
気分がいいからこぎ始めてた。
振り返ればそんな風に始まってたと思う。

まだまだ楽しくて、自転車こぎ続けてた。
なだらかな上り坂。
途中で出会った誰かが聞いた。
どこまで行ったら何がある?
答えも分からずコスモスコスモス。

息弾ませて、自転車こぎ続けてた。
なかなかの上り坂。
壊れた自転車を発見。
しばらく通り過ぎて立ち止まり、振り返り、
花を手向ける。コスモスコスモス。

うなだれ気分で、自転車押して歩いた。
途切れない上り坂。
引き返そうかと振り返る。
風に吹かれてコスモスコスモス、
笑われているような気分になる。

意地になって再び、自転車こぎ始めた。
忌々しい上り坂。
どこまで行こうか決められない。
ただひたすらに、
次のコスモス、次のコスモス。

涙が出てきた。自転車ごぎまくってた。
心臓破りの上り坂。
叫んで喚いて力ずく、
けれどなかなか力は尽きず、
自転車走るコスモスコスモス。

とにかくとにかく、自転車こぎたおしてた。
掟破りの上り坂。
途中でもっと速い自転車とコスモスに追い越される。
途中でもっと遅い自転車とコスモスを追い越す。
私は私、コスモスはコスモス。

上り坂が終わる。自転車ゆっくりとこぐ。
上り尽くした上り坂。
その先に広がる下り坂。
私は一気に風を切る。
見渡す限りコスモスコスモス。

下り終わった下り坂。自転車再びこぎ始める。
繰り返し、上り坂。
もう一度泣いてもう一度笑うだろう。
答えも分からず、坂上り。
自転車かごにはいっぱいの、
コスモスコスモス。
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by maekawaz | 2004-11-23 19:28 | 詩集

ジョン

「ジョン、こんないいお天気に何処へ行っていたの?」
「いい天気だから出かけたんダロ、」
「全身水浸し。」
「公園の噴水のところで声が聞こえたんだ。
 てっきり誰かが溺れてるんだと思って俺は飛び込んだ。」
「足は泥だらけ。」
「公園の植え込みのところで声が聞こえたんだ。
 てっきり誰かが埋まってるんだと思って俺は掘り進んだ。」
「何なの? その汚れたボール。」
「公園に転がってた。
 このボールの中から声が聞こえたんだ。
 てっきり誰かが閉じ込められてるんだと思って
 俺はボールを噛み砕こうとした。」
「ジョンはいいよね、いつも気侭で、何だって楽しそうで、」
「ねえ、あの声は何だったんだろう?
 僕はいつも、聞こえてくる声の方向へ歩いて、
 声を見失うんだ。」
「せっかく泥んこになったんだから、
 もっと遊ぼうよ、ジョン、」
「君には、聞こえないの? 
 天気のいい日の風みたいな、あの空耳。」
「ジョン、おいで、」
「僕はいつも、聞こえてくる声の方向へ歩いて、
 声を見失う。
 君は、一体誰?
 僕は、君の役には立たないのかな?」
「どうしたの? ジョン、」
「いや、なんでもない。」
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by maekawaz | 2004-11-23 13:56 | 詩集

まもり火

ユラユラと、
アナタが熾したまもり火は、
静かに揺れて静かに照らす。
喜びと悲しみと
過去と未来を映し出し、
至福の種火が時を待つ。
風が吹こうとも、
雨が降ろうとも、
アナタが護るまもり火は、
すべての憂いを焼き尽くし、
アナタの居場所を護るだろう。
そのゆらめきを、
消してはいけない。
何があろうとも、
アナタがアナタであるために、
誰でもない、
アナタ自身が灯すまもり火。
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by maekawaz | 2004-11-21 11:37 | 詩集

旅人と獣

歩き続けて、
迷い続けて、
旅人は最後に、
立ち止まり、
荷物を放り投げた。
かと言って其処は、
とどまるべき場所でもない。
旅人は途方に暮れて、
ゆっくりと腰をおろした。

そこへ一頭の獣が現れ、
旅人に語りかけた。

お前はいつ死ぬのだ?
俺は災難にあい、
傷を負った。
まもなく死ぬだろう。
しかし俺は、
もう一歩、
歩いていける。
そしてもう一歩。
そうやってお前に出会ったし、
また何かに出会うかもしれない。

獣は重い体を引きずりながら、
ゆっくりと旅人の前を去って行った。

旅人もまた、
ふたたび、
歩き始める。
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by maekawaz | 2004-11-20 06:56 | 詩集


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