タメ息を袋に集める

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パズル

このパズルは、
ピースが決まってないし、
好きに並べてよいし、
いつ完成してもよい。

君がゲームを楽しんで、
それを見ている僕も、
それで楽しくなる事が、
このパズルのルールなんだ。

僕がゲームを楽しんで、
それを見ている君も、
それで楽しくなる事が、
このパズルのルールなんだ。
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by maekawaz | 2007-07-30 21:27 | 詩集

アトマワシ

難しい問題を解くことは
とりあえずアトマワシにする。
考える時間は長い方がいいから。

スッパリと諦めることは
とりあえずアトマワシにする。
だってアトからでも出来るもん。

死んでからでも出来ることは
とりあえずアトマワシにする。
今出来る事しかきっと分からないから。
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by maekawaz | 2007-07-23 00:01 | 詩集

壊れやすいものを

壊れやすいものを
抱えてしまったら、
僕は歩き方に気をつける。
何度も躓いてきた僕だから。

壊れやすいものに
手を触れる時は、
僕は祈りを込める。
何度も間違えた僕だから。

壊れやすいものが
壊れそうなとき、
僕は全てを試みる。
何もできない僕だから。

壊れやすいものを
愛してしまったら、
僕は変わらなくてはならない。
何もかも受け止めるために。

壊れやすいものを
失くしてしまう日まで、
僕は永遠を追いかける。
時を止めることと永遠は、
こんなにも違う。
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by maekawaz | 2007-07-20 01:28 | 詩集

水を汲む人々

川が北に流れようと、
南に流れようと、
水を汲む人々には関係なく、
ただ今日一日と、
明日から少しの時間を気にしながら、
川が流れるように
時は流れるようでいて
それだけではないのかもしれない。

西の岸でも、
東の岸でも、
水を汲む人々には関係なく、
彼岸の隣人は、
同じようであればそれはそれで、
自分の正しさとして、
日々を繰り返すようでいて
それだけではないのかもしれない。

詩人もまた、
水は汲むけれど、
水を汲みながら、
水を汲む人々を眺めては、
彼等が見ているものに、
名前を付けなくてはならない。
それだけではない何かを、
アナタが汲んでいる事を、
よく分からなくてはならない。
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by maekawaz | 2007-07-17 21:17 | 詩集

気にするな

気にするな、
年上には「まだ早い」と言われ、
年下には「もう遅い」と言われるものだ。
シロフクロウはあの時、
概ねそのような事を言ったと記憶している。
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by maekawaz | 2007-07-13 21:31 | 詩集

コンビニと僕の突発性について

家に帰るまでに
コンビニに寄る予定だった。

金で買える幸福について
考えているうちに、
コンビニを一軒通り過ぎていた。

その事で今度は
偶然と運命について
考えているうちに、
もう一軒コンビニを通り過ぎていた。

三件目は意識的にパスした。
僕には入り口が見えなかったから。

で、僕は自宅を通り過ぎて、
コンビニを目指した。

しばらくコンビニがなかった。
この頃になると、
僕の目的地はどうしても
コンビニでなくてはならなくなっていた。

もし次のコンビニを、
考え事をしながら通過してしまったら、
僕はそんなふうにして
何処まで行くのだろう?

もしかすると僕は
歴史に残る大遠征をするのかもしれない。
なんて考えながら、
次のコンビニに入った。

そこで僕の夢は終わった。
そんな錯覚があった。
いつか大人になって僕は、
その日の事を遠い目をしながら
語るのだろうか?

否、僕はきっとまた、
コンビニを目指すかもしれないし、
もしかすると
スーパーマーケットや、
銀行を目指すかもしれない。

ある日、突然に。
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by maekawaz | 2007-07-09 00:46 | 詩集

永遠をつくった人に

昼下がり、
木の葉越しの日差し零れる
風通しのいいベンチに、
そっと永遠を置いた人に言いたい。
僕はそんなにも永遠が
さり気なく凝縮されるとは
知らなかった。

夕暮れに、
食卓の下に寝そべる僕を
帰るなり抱き上げて、
お土産に小さな永遠をくれた君に言いたい。
僕はそんなにも永遠が
千年の孤独を埋めてくれるとは
知らなかった。

星空に、
打ち捨てられた人体模型の
からっぽの臓器に
永遠を詰め込んで僕を創った世界に言いたい。
僕はそんなにも永遠が
溶けて染込みやすいものだとは
知らなかった。

風の音、
すり抜けて揺れて響いて
少しずつ僕に辿り着き
そして僕を越えていくその歌に、
僕の知らぬところで永遠をつくって、
僕の知らぬ間に永遠を届けてくれた人に、
僕は言いたい。

ゆっくりと始まった僕の永遠は、
いつまでたってもまだ始まりで、
僕は少しも焦らずに、
ちいさなうたを歌える。

僕はそんなにも永遠が、
やさしいものだとは、
知らなかった。
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by maekawaz | 2007-07-04 21:34 | 詩集

寡黙な男の憧憬

男はそこで初めて、
言葉を投げかけるだろう。
たった一言、
なんだっていい。
なんだっていいんだ。
問題はその言葉が、
祈りに満ちているかと言うこと。
そのことだけだから。
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by maekawaz | 2007-07-03 05:31 | 詩集

やたらマトメ上手なひと

そういうもんよ
それが世の中ってもんよ
それが人生ってもんよ
誰にでもあるワ
そういうパターンね
そっち系の人なんだ
結局そういうことでしょ
私ってそうなのよ
いいとかわるいとかじゃなくて
この国ってさぁ
人間ってさぁ
この星ってさぁ
宇宙ってさぁ
っていうか、
っていうか、
っていうか、
結局、よく分からないのよね。
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by maekawaz | 2007-07-02 00:05 | 詩集


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