タメ息を袋に集める

<   2008年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

リクツヌキデ ヨナカニ

ミッカマエ
リクツヌキデ
ヨナカニ
クダラナイ
トマドイヲ
マクラニツメタ。

リクツヌキデ
ヨナカニ
クラクヒロガッタ
オアシスニ
ムカッタ。

リクツヌキデ
ヨナカニ
クダラナイ
カンガエヲ
スベテステサッテ

ルリイロノ
シズカナアサニムカッテ
ロクデモナイボクノ
ノーテンキナ
ホフクゼンシンガハジマル。

ウタ ヲ サガシテ ヨル ヲ コエル ノハ
ホントウニ
ウレシイ。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-30 21:58 | 詩集

イタチにとって

イタチにとっては、
畑の野菜は勝手に生えているもので、
誰かが野菜を作ってるなんて
想像もしないのだ。

イタチにとっては、
川の水は勝手に流れているもので、
誰かが上流から少しずつ流してるなんて
想像もしないのだ。

イタチにとっては、
太陽は勝手に朝からやってくるもので、
誰かが別れに耐えながら送り出してるなんて
想像もしないのだ。

イタチにとっては、
メロディは勝手に流れているもので、
誰かが祈りを込めて作ってるなんて
想像もしないのだ。

難しく考えずに
ありのまま受け止めろと、
今日もイタチは僕に合図する。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-18 21:28 | 詩集

有ったり無かったり

いつでもいい。
どこでもいい。
俺には準備がある。

誰でもいい。
何人でもいい。
俺には心構えがある。

どこからでもいい。
どこまででもいい。
俺には限度はない。

ナニ色でもいい。
ナン℃でもいいしナン°Fでもいい。
俺には幅がある。

なのに本当にそうなると、
ちょっと狼狽える。
俺にもそんなことはある。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-17 21:49 | 詩集

ピアノ

素直になっていいと、
ピアノが言った。
悩める夕焼けをそのまま、
鍵盤に乗せて転がせば、
本当にいい音楽になるのですか?

素直になっていいと、
ピアノが言った。
君が思うように、
鍵盤の上で踊れば、
メロディーは生まれる。

素直になっていいと、
ピアノが言った。
もう誰もいない時間に、
コッソリ奏でる僕の音は、
あらゆる価値に捕われず、
どこまでも自由になる。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-16 21:08 | 詩集

近道

とにかく目的の場所に行って、
後からゆっくりと、
自分の歩いた道のりを
思い出すんだ。
あそこで躓いたし、
あのあたりで迷ったし、
あの時に引き返したし、
サボったし、
ズルもしたし、
たくさん追い越された。
順位も分からないけれど
とにかくここにいる僕は、
僕にとってそれが最短の近道だった。
違う道の先には、
ここはないから。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-15 17:19 | 詩集

朝、バス停に急ぐバスオが

朝、バス停に急ぐバスオが
ゴミステーションに置いた
45リットル、指定のゴミ袋には、
あの日の思いとキラメキが入っている。
収集車は、
あの日のバスオを乗せて
世界の果てを目指しながら
いつかは帰って来るだろう。
僕だけじゃない、
バスオもまた、
それを信じている。
人生をアキラメない気持ちは、
必ずまた、
帰ってくる。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-12 22:49 | 詩集

アレをアレした日のコト

アレをアレしてあげたら、
きっとアレだろうと思い込んで、
アレをアレしたら、
アレはアレせずに、
反対にアレしてしまった。

慌ててアレし直したけれど、
アレはすっかりアレになって、
アレもアレすらも
最早アレには成り得ず、
アレはアレばかり。

本当はアレだから、
僕はアレしなければならないのに、
素直になれずに
思わずアレしてしまう。

けれど君は
少しもアレせずに、
そんな僕をアレしてくれた。

君がアレを、
どうしてアレしたのか、
分かっているはずの僕は、

やっぱりアレはアレだ。

って心から思いながら、
君をアレする。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-11 23:19 | 詩集

ちょっと聞くんだけど

ネギは多めですか?
タマゴは半熟ですか?
薄味にしますか?
カロリー気にしますか?
量的に満足ですか?
割り箸でもいいですか?
もっと水飲みますか?
この器でいいですか?
国産じゃなくてもいいですか?
先月と同じですけどどうですか?
猫舌じゃないですか?
そもそもオナカ空いてますか?
照明の色はどうですか?
こんな話題でいいですか?
もっと誰か呼びますか?
何か別の事考えてますか?
いろいろ聞き過ぎですか?
最近どうですか?
ご機嫌はどうですか?
テレビつけましょうか?
寒くないですか?
で、どうですか?

なんて一言も聞かずに、
アナタを満たす
人になりたい。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-10 22:25 | 詩集

吸い込んだ空気を

吸い込んだ空気を、
何色に変えようか、
また誰かが遠くへ行った日に、
清らかな花の香りを
吐き出せるように、
淋しさをうたう。

吸い込んだ空気を、
どれだけ暖めようか、
崩れかけたあの日のアナタが、
吐き出したタメ息を
僕は取り込んで、
ささやかな祈りをうたう。

吸い込んだ空気を、
どんな風に変えようか、
どこまでも広がる空に向かって、
アナタの零した小さな幸福の吐息を、
僕は思い出して今も、
うたをうたう。

うたをうたえば、
届かないアナタに届くようで、
もういないアナタに、
逢えるようで。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-08 22:26 | 詩集

わくわく おずおず

いちばん高い木にのぼるよ。
臆病な僕だから、
自分で決めた事だけでも
やってみようと思うんだ。
最初にテッペンを見たりはしないよ。
ここから見えるのが、
ゴールとは限らないから。
ただ目の前のこの木にのぼったら、
いちばん高い木が見えるかもしれないから。
知ってる。
怖いんだ。
怖いけど、怖いだけじゃない。
[PR]
by maekawaz | 2008-06-08 19:35 | 詩集


カテゴリ
近況報告
詩集
リクエスト
詩集もくじ001〜100
詩集もくじ101〜200
詩集もくじ201〜300
詩集もくじ301〜400
詩集もくじ401〜
プロフィール
メール
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧