タメ息を袋に集める

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いつも永遠を願っている

アナタが好きだった音楽を、
また街角で聞きながら、
アナタが永遠に生きている気がして、
それでもとても哀しくなる。
人はうたを残して去るんじゃない。
うたを分け合っているんだ。
同じうたを同じだけ。
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by maekawaz | 2008-07-28 00:02 | 詩集

暑さを凌ぐ為の自己暗示

アナタが心臓の裏側に隠している
小さな粒は、
街行く誰もが気付く事が無い。
太陽の光が世界を真っ白にした日にも、
アナタの秘密は
凛とした静寂の涼やかさを
保ち続けていた。
全身で受け止めた太陽の熱が、
やがて心臓を焼き尽くしても、
アナタの秘密は、
ガラスの輝きを持つ透明の温度で、
凍り続けている。
あまりに小さいその粒は
アナタ自身ですら見る事はないけれど、
時々目を閉じて、
アナタは感じている。
それは全く別の季節のような、
青い空のような粒だ。
いま、
氷の彫刻だったアナタが、
数時間で溶けてなくなろうとしても、
最後に残るアナタの秘密は、
どこまでも涼やかに
アナタを再生する。
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by maekawaz | 2008-07-25 01:03 | 詩集

36℃

昨日は36℃で
凍り付いた。
今日は36℃で
ドロドロに溶けた。
僕の沸点と融点が、
毎日変わり続けるから、
君の36℃が
とても刺激的で、
世界の36℃が
僕を翻弄して、
泣いたり笑ったりしながら、
毎日カタチを変えている。
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by maekawaz | 2008-07-23 19:39 | 詩集

旅のはじめに

旅のはじめに、
僕らは選んだ、
二度と帰ることのない、
この道を行く事を、
その途中で、
振り返っても
引き返すことはなく、
ただ明日へと、
駆け抜けていく。
共に歩く足音を聞いたり、
前を行く背中を見ながら、
同じようでいて、
少しずつ、
時に劇的に変わる景色の中で、
世界を感じながら、
何かを思いながら、
旅が永遠かどうかも知らずに、
進むこの旅は、
僕らが僕らの意志で
旅のはじめに選んだ道だと、
僕は思いたい。
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by maekawaz | 2008-07-11 23:42 | 詩集


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