タメ息を袋に集める

マボロシ

君の見ているモノはマボロシだ。
僕の見ているモノもマボロシだ。
音も温度も音楽も、
土も空も海も、
記憶も希望も絶望も、
すべてがマボロシだけれど、
けれどもそれが、
君と僕のそのマボロシが、
繋がっている事に意味がある。
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# by maekawaz | 2012-01-08 04:58 | 詩集

おはよう

知らない君に
おはようと言っただけで、
君は不愉快になるかもしれない。
僕の知らない事情があって、
複雑に気持ちが動いて、
結局、不愉快に思うかもしれない。

知らない君に
おはようと言ったことが、
君を傷つけたかもしれない。
僕に悪意が無いって分かった上で、
それでも何かを思って、
結局、君は哀しいかもしれない。

知らない君に、
おはようと言った日から、
君が何かを始めるかもしれない。
僕が提案したオハヨウが、
何かの弾みで転がって、
結局、大怪我をするかもしれない。

僕は君を知らないって恐怖と
今日もタタカって、
予測もつかない君の気持ちと
タタカって、
少しでも君を知るために、

もし、
もう一度夜が明けたなら、
おはようと、
言ってみようと思う。
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# by maekawaz | 2009-09-16 22:00 | 詩集

あしのうら

それでも足の裏が
いちばん頼りになるから、
僕は立ち続けている。
ある日、ハチミツの洪水が来て
壁も床も天井も、
ベッドも椅子も机も、
ベタベタになったなら、
とりあえず立ち続けるしかないだろう。
ハチミツに寄りかかる事は簡単だけど、
紅茶の味を変える事も簡単だけど、
僕はハチミツまみれの手で、
君と手をつなぐコトは失礼だと考えている。
だから、
そうならない為にも、
足の裏を頼りに、
僕は立ち続けている。
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# by maekawaz | 2009-09-02 21:57 | 詩集


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