誰も信じないけれど
誰も信じないけれど、
世界を救ったコトがある。 夕暮れ時、 団地から夕飯の匂いがして、 満足だった。 誰も信じないけれど、 あと一歩のトコロまで、 幻の動物を追いつめた事がある。 もう少し気の利いたうたを書いたら、 永遠が手に入っただろう。 誰も信じないけれど、 今でも同じ夢を見る。 くじ引きのガラガラの中で、 僕は赤い玉になって、 目を回している。 誰も信じないけれど、 僕は信じている。 世界を嘆いても、 空は空だし、 朝は朝だから。
by maekawaz
| 2005-05-31 21:50
| 詩集
|
カテゴリ
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||